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地域に響かせた声!幼少期からのブレない想い

<エンタメ解体新書>

まずは読者の皆さまへ、自己紹介をお願いします!

<相場詩織さん>

秋田出身のフリーアナウンサー、相場詩織です!
現在は地元秋田と東京の2拠点で活動しています、本日はよろしくお願いします。

<エンタメ解体新書>

文字では伝わりきらないのがもどかしいです……!
声が一直線に届くのに透き通っていて、発音も美しく感動しました!

<相場詩織さん>

とんでもないです!
普段はインタビューを「させていただく側」が多いんです。いざ「される側」に回ると、少し緊張しますね(笑)

<エンタメ解体新書>

本日はアナウンサーを志した原点や、秋田への想いをお伺いします。
生まれてからずっと秋田でお過ごしでしたか?

<相場詩織さん>

約5年ほど仙台で暮らした時期もあります。
でも、その後は秋田県横手市、大館市、大仙市、秋田市と高校3年生までのほとんどを秋田県で過ごしました。一番長く住んでいたのは大仙市の大曲です!全国的に有名な花火大会がある場所なんですよ。

<エンタメ解体新書>

大曲の花火大会は、誰もが知る一大イベントですね!
アナウンサーには、いつ頃からなりたいと思われたのですか?

<相場詩織さん>

漠然とですが、小学生の頃にはすでに頭の中にありました
イベントの司会や、運動会の実況を任せていただいたんです。そういった経験を通じて意識するようになりました。

<エンタメ解体新書>

幼い頃から、現在に繋がる役割を担われていたのですね!

<相場詩織さん>

今でも鮮明に覚えているエピソードがあります。スピーカー付きの広報車のアナウンスを担当したんです。
「安全に、おうちに帰りましょう!」みたいなことを地域に呼びかけました。

<エンタメ解体新書>

学校の枠を飛び出して、地域社会に声を響かせていたんですね!
幼い頃から、相場さんの声は魅力的だったことがわかります。

<相場詩織さん>

学校の先生に恵まれたことも大きいかもしれません。
私の「好き」や「得意」を認めて伸ばしてくれる先生でした。おかげで、素直に「アナウンサーになりたい!」と言い続けられました。


15秒超過の挫折!?暗唱大会でのリベンジ

<エンタメ解体新書>

素晴らしいですね!まさに幼い頃からの夢を叶えられたのですね。

<相場詩織さん>

ただ、当時は本当に漠然としたものでした。「人を喜ばせるのが好き」「アナウンスをするのが楽しい」という純粋な動機でしたので。
職業として強く意識し始めたのは、高校時代です。英語の暗唱大会や弁論大会がきっかけでした。

<エンタメ解体新書>

この素敵なお声でスピーチをされたら、多くの賞を獲得されたのではないでしょうか?

<相場詩織さん>

いや、それがそうでもなくて……
中学時代に英語の暗唱大会へ挑戦した際は、正直に言うと、自信満々だったんです(笑)
ALTの先生と猛練習を重ね、「これなら本番も緊張せず、思いきり発表できるぞ!」と意気込んでいました!でも、気合が入りすぎてしまい……制限時間を15秒ほど超過してしまったんです。
大会の評価項目では「制限時間遵守」が非常に大きなウェイトを占めていたみたいで、目標としていた賞には届きませんでした。

<エンタメ解体新書>

15秒オーバーですか!?制限時間に厳しい大会は多いですよね。

<相場詩織さん>

目標の賞には届かず、それが本当に悔しくて。
「絶対に高校生になったらリベンジする」と心に誓いました。そして高校1年生の時、ヘレン・ケラーさんを題材にした内容で再挑戦したんです。
「目が見えない彼女が『水』という概念を理解する瞬間」だったのですが、その暗唱大会で見事、最優秀賞を獲得することができました!

<エンタメ解体新書>

見事なリベンジ成功ですね!

<相場詩織さん>

その時の経験から、大人になった今でもタイムキープは厳守していて、1秒もずれることなく時間ぴったりにイベントを締めるので度々驚かれます。
その経験で、強く心に残っていることがあるんです。
最初は悔しさから始まった挑戦でしたが、実際に受賞した時には「リベンジできた」という事実よりも大切なことを得られたというか……

<エンタメ解体新書>

えっ、そうなのですか?

<相場詩織さん>

「自分の思いが相手に伝わる」ということが、心から嬉しかったんです。
特別な力もない、ごく普通の田舎の高校生であっても、「言葉で人の心を動かせる」と体感できたんです。それが何よりの喜びでした。

<エンタメ解体新書>

それが、アナウンサーを本格的に志す原動力になったのですね?

<相場詩織さん>

その後も様々な大会で賞をいただく機会があり、言葉の力を持って困っている人の助けになりたい、誰かの心を前向きに動かしたいと、本格的に志すようになりました。


言葉は人を救う力になる。原点となる信念

<エンタメ解体新書>

美しく、前向きな感情が積み重なる学生時代だったのですね。

<相場詩織さん>

前向きな感情はもちろんありますが、根底にあるのは別の感情かもしれません。実は、小・中学校時代は親が転勤族だったので転校も多く、言葉で深く傷つく経験も多かったんです。
その時から、「言葉は凶器にもなれば、人を救う力にもなる」と思い続けているんです。私は後者、つまり「言葉の力を人を幸せにする方」へ使っていきたい。その想いは今でも私の軸として変わらずにあります。
誰もが簡単に言葉を投げかけられる現代だからこそ、言葉を大切に扱いたい。この気持ちは、当時から一貫しています。

<エンタメ解体新書>

学生時代は、部活動はなさっていたのですか?

<相場詩織さん>

たくさんの部活動にも打ち込んでいましたよ!陸上、ミニバス、ソフトテニス、ダンス......幼い頃から身体を動かすことが大好きでした!大人になった今は始球式で100キロで投げるのが夢です(笑)
でも、弁論への想いの方が強かったかもしれませんね。

<エンタメ解体新書>

本当に多彩ですね!

<相場詩織さん>

私、本当に不器用なんです!
唯一、自分を評価できるポイントがあるとすれば、私は「努力の人」だということ。人が1回でできることも、私は10回やらないと身に付きません。さらに人よりも上手くなりたいなら100回はやらないとダメでした。

<エンタメ解体新書>

100回!その徹底した姿勢こそが重要ですよね。

<相場詩織さん>

例えば暗唱でも言葉一つ一つの意味やアクセントを確認し、どうすればより人の心に届くのかを何度も研究し、分析し、練習を繰り返してようやく形になります。
決して、最初から何でもできるタイプではありませんよ?(笑)

<エンタメ解体新書>

最終的に高い完成度まで辿り着くのですから、まさに努力の賜物ですね。

<相場詩織さん>

自分に秀でた才能があるとは思いませんが、「努力すれば叶わないことはない」と信じています。私は、マイナスからのスタートであっても、努力で道を切り拓いてきたタイプですね!


前編はここまで!
夢に向かってひたむきに努力を重ねてきた相場さんですが、ここからまさかの苦難が待ち受けています。

中編では、
・世界的なバズりがもたらした恐怖
・言葉の力に追い詰められ、そして救われた日
・秋田へ戻ることを決意した「本当の理由」

など、知られざる苦悩を赤裸々に語っていただきました!