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後編概略
大注目の秋田応援プロジェクト「いこしお秋田」。今回『エンタメ解体新書』では、「いこしお秋田」に徹底フォーカスをした二人に単独インタビューを実施!(前・中・後編の3部構成) いよいよ完結編となる本記事では、「このまま秋田で終わっていいの?」と悩む若者たちへの言葉、そして東京でも活動をするお二方だからこそ語ることができる「外に出ることの価値」など、未来の秋田を担う若者たちに向けた、同郷タッグからの熱く愛に溢れたエールをお届けします!


【前編はこちら】

https://note.com/kaitai_shinsho/n/n0e1128280480

【中編はこちら】

https://note.com/kaitai_shinsho/n/nfc5b32a57bde



「このまま秋田で終わっていいの?」と悩む若者へ届けたい、多様な生き方

<エンタメ解体新書>

秋田の若者たちに対して、お二人はどのような思いを抱いていらっしゃいますか?

<相場詩織さん>

私は秋田県の就活、Aターン、移住定住施策にも関わらせていただいているのですが、大学生からリアルに聞く声として、「秋田が大好きで残りたいけど、このまま自分の人生を秋田で終わらせてもいいのか」と悩む子もいるんです。

(※)Aターン:秋田県へのUターン・Iターン・Jターンの総称。出身地を問わず県外から秋田県へ来て暮らしてほしいという願いを込め、オールターン(All Turn)の「A」と秋田(Akita)の「A」をかけて名付けられた秋田県独自の用語。

<エンタメ解体新書>

切実な悩みですね。そのような若者たちに、どうアプローチしていきたいですか?

<相場詩織さん>

「もっと色々な人生の選択肢と秋田との関わり方があるよ!」ということをまずは伝えたいですね。
私自身も現在、秋田と東京の2拠点生活を始め、より具体的に秋田と他の地域を繋ぐ活動が実現できるようになりました。県外にいながらも私たちと同じように秋田への想いを込めて活動をされている方々が数多くいらっしゃいます。その方々の想いも蔑ろにすることなく、一緒に秋田県の外からもアプローチしていきたいです。
私たち大人が率先して秋田との関わりを楽しんでいる生き方を見せることで、若い方々の選択肢を広げていきたい。その姿に共感してもらうことが出来たら、若い世代の方々を「いこしお秋田」の活動に巻き込んで一緒に秋田で様々な夢を叶えていきたいです。

<エンタメ解体新書>

生駒さんはいかがでしょうか?

<生駒里奈さん>

私は、若者には、できるだけ外の世界もしっかりと見てほしいと思っています。

<エンタメ解体新書>

なるほど、なぜ外の世界を?

<生駒里奈さん>

やっぱり選択肢は、多い方がいいと思うんです。若くして一つの方向性を定めていくのも大切ですが、引き出しは多い方がいい。自分の人生を豊かにしていくためのさまざまな発想が自然に浮かんでくると思うので。


2人が伝えたい、秋田に眠る仕事と可能性

<エンタメ解体新書>

若者たちにとって、秋田の中で人生を豊かにしていくことは可能ですか?

<生駒里奈さん>

はい。外に出た方がいいと言っておきながら……ですが、私が上京した15年前と違って、今は上京をしなくてもできることが秋田にもたくさんあるんです!
SNSが発達したおかげで、秋田でもインフルエンサーになれますし、実際に活躍している子もいますし!

<エンタメ解体新書>

確かに、今は場所にとらわれない働き方も増えてきましたよね。

<生駒里奈さん>

昔より確実に、「都会に出なければできないこと」は少なくなってきていますよね。
ハイブランドの店舗は少ないかもしれませんが、ネットで買える時代ですし。私が上京をした時とは、時代が違い過ぎる(笑)

<相場詩織さん>

生活の充実もそうなんですけど、よく「秋田には仕事がないから……」と秋田へ帰ることを諦めるお話も伺います。でも、言いたい。秋田には実は仕事が沢山あって、若い世代の力が現場で求められています。

<エンタメ解体新書>

どうしても「地方は仕事がない」というイメージが先行しがちですよね……

<相場詩織さん>

もっと言うと、秋田は何もないからこそ起業しようと思っている人には良い土地でもあるんです。首都圏で同じことをしても埋もれてしまうことが注目されやすい。
そして何か頑張ろうとしている人を応援してくれる環境があります。だから私たちも、もっと取材をして「仕事がない」というイメージを覆していかなくてはと思っています。

<生駒里奈さん>

そういった事実や選択肢があることも、私たちの手でもたくさん拡散していかなくてはですね!


「私たちは、秋田が好きだ!」

<エンタメ解体新書>

本日は、お二方の活動の中でも、秋田に根ざした活動にフォーカスをしてお話を伺いました。事前にいろいろと勉強をさせていただきましたが、正直、初めて知るお話も多かったです。

<相場詩織さん>

秋田には活躍できる場所があるし、作ることだってできる。
でも、残念ながら現実として、情報が若い世代に届いていないという課題もすごく感じています。

<エンタメ解体新書>

情報を届ける。簡単に話せる言葉ですが、実際はとても難しいことですよね。

<相場詩織さん>

だからこそ、生駒ちゃんのように影響力のある人が発信してくれることは嬉しいし、本当に頼もしい存在だなって思います!
今まではなかなか想いを届けにくかった方々にも情報を届けることができる!

<生駒里奈さん>

その意味で、私も心掛けていることがあります。
「私は、秋田が好きだ!」とずっと発信していても、なかなか皆さんに届かないこともありました。「生駒ちゃんって、秋田に帰ってこないんでしょ?」と思われてしまったことも。
……そんな時期もありましたし、今でもそう思われてしまっているかもしれません。
でも、だからこそ、何回でも繰り返し丁寧に伝えていくことがすごく重要なことなんだなと思っています。これからも、何度も何度も丁寧に秋田への情熱と愛を発信し続けていきます!

<エンタメ解体新書>

私たちも、お二人の熱い想いと活動をこれからも丁寧に届けていきます!本日は貴重なお話をありがとうございました!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「いこしお秋田」としてタッグを組んだ、生駒里奈さんと相場詩織さん。全3回にわたってお届けしたインタビューは、いかがでしたでしょうか?

お二人から語られたのは、単なる「地元愛」や「PR」という枠に収まらない、若者たちへの優しくも力強いエール、そして「秋田の未来」に対する本気の覚悟でした。
「マイナス=伸び代」「ないことに価値がある」という独自の視点は、秋田だけでなく、地方創生やビジネスに携わるすべての人にとって、大きなヒントになるはずです。

これからも『エンタメ解体新書』は、エンターテインメントの表舞台と裏側、そしてその間にある「人の想い」を丁寧に届けていきます。「いこしお秋田」のお二人のこれからの活動も、引き続き全力で応援していきましょう!


【前編はこちら】

https://note.com/kaitai_shinsho/n/n0e1128280480

【中編はこちら】

https://note.com/kaitai_shinsho/n/nfc5b32a57bde